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Maurice de Vlaminck
モーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958)
■作家略歴
1876年4月4日、パリの音楽家の家に生まれる。父親はベルギー出身。
幼い頃に父からヴァイオリンを習う。17歳頃から絵を描き始める。
徹底した自由主義者だったため伝統や教育を嫌い絵はほとんど独学であった。
18歳で結婚。自転車競技で優勝し収入を得るようになるが腸チフスにかかり引退。その後3年間の兵役に就き、兵役を終えてからはヴァイオリンを教えながら生計を立てて絵画制作を続けた。
1900年に知り合った画家のアンドレ・ドランと共同のアトリエを持つ。
1901年パリでゴッホ展を見て強い衝撃を受ける。マティスの誘いでサロン・デ・ザンデパンダン、サロン・ドートンヌに出品。
1908年頃よりセザンヌの影響を受け、構成的画風に転ずる。
1920年代になるとセザンヌの影響が薄れ、画面からはそれまでの強烈な明るい色彩が消え、黒や灰色、茶色を中心にした暗い色彩が多用されるようになる。
1920年にゴッホの終焉の地、オーヴェール・シュル・オワーズに家を購入。
1930年頃からは執筆にも精を出し、回想録、詩、小説を出版。
1947年 ドランとヴラマンクの展覧会が行われる。
1958年 没。
■作家紹介
スピード感のあるすばやいタッチで、ダイナミックに風景や静物を描き、暗い色彩で孤独感を表現した。代表作『赤い樹』など。水彩画や版画も多数手がけた。
このほかにも多数の作家の作品を取り扱っております。お気軽にご相談ください。