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アトリエドパリの買取強化作家
アトリエドパリで特に重点的に買取をさせていただいている買取強化作家の一覧です。フランスの作家や一部の日本人作家を中心とし、高価買取を実現しております。豊富な在庫数と専門的な知識、適正な価格は日本随一だと自負しておりますので、該当する作家の作品をお持ちでしたら、ぜひご連絡ください。
海外作家
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日本人作家
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このほかにも多数の作家の作品を取り扱っております。お気軽にご相談ください。
Pierre DOUTRELEAU
ピエール・ドートルロー(1938~)
■作家略歴
- 1938年 フランスに生まれる。
- 1956年 アルルにて初の展覧会開催
- 1964年 パリ画廊と契約
- 1968年 アメリカ滞在中に「動き」と「スピード」に注目、独自の表現を築く。
- 1975年 現代新進作家展、金賞受賞
以降世界各国で個展を開催。意欲的に活動を続けている。
■作家紹介
独自のテクニックと20色以上の色彩で静けさと調和を生みだし、多くのファンを持つ。
作品はシンガポール近代美術館、アビジャン市庁舎、ラ・ボール市庁舎、ポール・バレリー美術館などに収蔵されている。
ピエール・ドートルローの買取はアトリエドパリで
Georges ROUAULT
ジョルジュ・ルオー(1871~1958)
■作家略歴
- 1871年 木工職人の子としてパリに生まれる。
- 1885年 ステンドグラス職人の弟子となり、夜間の装飾美術学校に通う。
- 1890年 エコール・デ・ボーザールに入学。ギュスターヴ・モローの指導を受ける。
- 1903年 モローの死後、モロー美術館の館長となる。
- 1910年 パリで初めての個展開催。
- 1917年 画商ヴォラールと契約する。20~30年代は版画の制作に専念。
代表作「ミセレーレ」 - 1938年 NY近代美術館で展覧会開催。
- 1946年 ロンドン、テートギャラリーで2人展開催。
- 1958年 2月パリにて死去。
■作家紹介
太い輪郭線と鮮やかな色彩で宗教的なテーマを描き、労働者、踊り子、道化師といった人々の日常も多く描いた20世紀の巨匠。
ジョルジュ・ルオーの買取はアトリエドパリで
Antoni CLAVE
アントニー・クラーベ(1913~2005)
■作家略歴
- 1913年 バルセロナに生まれる。
12才から18才まで美術学校で学ぶ。 - 1930年 週刊誌の挿絵やポスターを描き始める。
- 1932年 バルセロナの銀行主催のポスターコンクールで2等受賞。
- 1938年 バルセロナの劇場の装飾と舞台装置を手がける。
- 1939年 スペイン内乱でフランスに亡命。
- 1942年 パリで個展開催
- 1944年 パリ国立美術協会特別賞受賞。
- 1946年 シャンゼリゼ劇場、オペラ座などの舞台装置を担当。
ピカソと出会い大きな影響を受ける。 - 1952年 ハリウッドでセット美術を手掛ける。
- 1954年 版画作品がベネツィア・ビエンナーレでユネフスコ賞受賞。
50年代以降、精力的に展示会を開催。 - 2005年 死去。
■作家紹介
暗く力強い色彩と構成で独自の作風を築き上げたスペインを代表する画家の一人。
油彩のほかリトグラフや銅板も多く制作した。
アントニー・クラーベの買取はアトリエドパリで
Edvard Munch
エドヴァルト・ムンク(1863~1944)
■作家略歴
- 1863年 12月12日ノルウエーに生まれる。父は医者で、幼少期に姉を結核で亡くした体験が後のムンクの芸術に影響を与えたといわれている。
- 1880年 王立画学校入学。
- 1889年 パリに留学。 印象派の画家たちから大きな影響を受ける。
- 1892年 ベルリンで個展開催。
- 1894年 版画の技術を身につけ、絵画と同様のモティーフを繰返し扱った。
- 1903年 ベルリンで個展開催。好評を得る。
- 1908年 アルコール依存症のため精神病院に入院。 ノルウエ―政府から聖オラヴ騎士章を与えられる。
- 1909年 クリスチャニア大学の壁を制作。
- 1933年 聖オラヴ大十字章を受賞。
- 1944年 80歳で没。
■作家紹介
「叫び」の作者として世界中に知られている。
孤独、嫉妬、不安、生と死を表現し、建築内装飾も多く手がけた。
エドヴァルト・ムンクの買取はアトリエドパリで
Wassily Kandinsky
ワシリー・カンデンスキー(1866~1944)
■作家略歴
- 1866年 モスクワに生まれる。
- 1886年 モスクワ大学で法律と政治を学ぶ。
- 1896年 ミュンヘンで絵の勉強を始める。
- 1902年 ベルリン分離派展に出品。
- 1904年 サロン・ドートンヌ出品。
- 1909年 新ミュンヘン美術家協会会長に就任。
- 1911年 「青騎士」を結成。
- 1922年 バウハウスで教官になる。
- 1944年 フランスで死去。78歳。
■作家紹介
抽象絵画の先駆者。
代表作「コンポジション」。
美術評論家としても知られる。
ワシリー・カンデンスキーの買取はアトリエドパリで
Leonor Fini
レオノール・フィニ(1907~1996)
■作家略歴
- 1907年 アルゼンチン、ブエノスアイレスに生まれる。
幼少期に母親の故郷イタリアに移り住む。絵は独学で学んだ。 - 1924年 初めて肖像画の注文を受ける。
- 1930年 ヴェネチア・ビエンナーレに出品。
- 1933年 パリに移る。ブルトンと知り合い、シュールレアリスムの影響を受ける。
- 1936年 シュールレアリスム国際展に出品。NYで個展開催。
- 1945年 ローマのオペラ座のバレエ衣装、舞台デザインを手がける。
- 1950年 50~60年代は多くの挿絵を手がけた。
- 1972年 日本で回顧展が開かれる。
- 1983年 イタリアで大規模な回顧展開催。
- 1985年 日本で回顧展開催。
- 1996年 フランスで死去。88歳。
■作家紹介
シュールレアリスムの影響を受けながらも、どの流派にも属さない独自の画風を確立。
スフィンクスや仮面をモチーフにして神秘的で幻想的な作品を描いた。
レオノール・フィニの買取はアトリエドパリで
Paul HELLEU
ポール・エリュー(1859~1927)
■作家略歴
- 1859年 12月17日フランスに生まれる。
ジェローム画塾に学ぶ。 - 1878年 パリに移る。
- 1904年 レジオンドヌール勲章受賞。
- 1927年 5月23日パリで死去。
■作家紹介
洗練されたドライポイントによって優雅な女性を描き、国際的名声を得た版画家。
多くの芸術家や文人と交流を持ち、特にプルーストとの親交はとても有名で、プルーストの著作『失われた時を求めて』に出てくる画家エルスターのモデルとなったとも言われている。
エリューはプルースト本人の依頼によって彼のデスマスクを制作したが、それはドライポイントの傑作として今日も残っている。
ポール・エリューの買取はアトリエドパリで
Jasper Johns
ジャスパー・ジョーンズ(1930~)
■作家略歴
- 1930年 アメリカ、ジョージア州に生まれる。
- 1949年 ニューヨークに出る。
- 1954年 このころから絵画を発表し始める。
- 1958年 レオ・キャステリ・ギャラリーにて個展開催。
第20回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。 - 1960年 ホイットニー・アニュアルに出品。
- 1968年 カッセル・ドクメンタ4に出品。
- 1970年 1970年代以降、世界各国で展示会を開催。
- 1988年~ 第43回ヴェネツィア・ビエンナーレで大賞受賞。
■作家紹介
アメリカのポップアートの先駆者的役割を果たした作家。
国旗や数字、ダーツの標的などを題材にして注目を集め、人気を博す。
ジャスパー・ジョーンズの買取はアトリエドパリで
Jim Dine
ジム・ダイン(1935~)
■作家略歴
- 1935年 アメリカ、オハイオ州シンシナシティに生まれる。
父は塗料や鉛管類の店をもち9歳~18歳までそこで働く。 - 1953年 シンシナシティ大学で学ぶ。
その後ボストン美術館大学、オハイオ州立大学で学ぶ。 - 1958年 ニューヨークに移住。
- 1959年 オルデンバーグと最初の「ハプニング」を発表。
- 1962年 第3回東京国際版画ビエンナーレ展に出品。
- 1967年 ロンドンに移住。
ニューヨーク近代美術館、アムステルダム・ステデリック美術館で個展開催。 - 1968年 カッセル・ドクメンタに出品。
- 1970年 ホイットニー美術館で個展開催。
- 1978年~ ニューヨーク近代美術館で個展開催。以降各国で展示会が開催される。
■作家紹介
アメリカのポップアート美術家。
ハートやバスローブ、道具などをモチーフにしてくり返し描き、追求した。日本では「ハート」で人気を博す。
90年代以降、モチーフはフクロウ、ピノキオに変わる。
ジム・ダインの買取はアトリエドパリで
Gustav KLIMT
グスタフ・クリムト(1862~1918)
■作家略歴
- 1862年 ウィーン近郊のバウムガルテンに生まれる。 父は彫版師。
- 1876年 工芸学校に入学。石膏像のデザインなどを学ぶ。
- 1879年 弟と友人の3人で芸術家商会を設立。ウイーンのブルク劇場の装飾では金功労十字賞を受賞。 ウイーン美術界で名声を得る。
- 1891年 ウィーン美術家協会に加入。
- 1894年 ウィーン大学大講堂の天井画を依頼される。
- 1897年 ウィーン美術家協会を脱退。
ウィーン分離派を設立し初代会長となる。 - 1905年 ウィーン分離派を脱退し、オーストリア芸術家連盟を結成。
ベルギーのストックレー邸の内装を手がける - 1918年 ウィーンにて歿。
■作家紹介
エジプト壁画、ギリシア陶器画、中世の金地板絵、ビザンティンのモザイク等諸要素を取り入れ、女性像を官能的に描いたウィーン美術の中心的人物。
代表作「接吻」「抱擁」などがある。
グスタフ・クリムトの買取はアトリエドパリで
Jean DUBUFFET
ジャン・デュビュッフェ(1901~1985)
■作家略歴
- 1901年 フランス、ルアーブルに生まれる。
- 1918年 パリに出てアカデミージュリアンで学ぶ。
- 1924年 一切の絵画制作をやめ、家業のワイン卸業に専念する。
- 1942年 制作を再開。
- 1945年 パリで最初の個展を開催。
- 1949年 『生の芸術展』を開催。『生の芸術についての調査、研究にとりかかる。
- 1964年 『生の芸術に関する研究書を出版。
- 1966年 彫刻、オブジェの制作を始める。
- 1985年 死去
■作家紹介
子供や精神病患者の素朴で無垢な造形に注目し、既製の芸術を否定する「アール・ブリュット」(生の芸術)を唱えた20世紀の画家。
砂利やタール、ガラス片など非芸術的な素材を用いた。
ジャン・デュビュッフェの買取はアトリエドパリで
Sam FRANCIS
サム・フランシス (1923~1994)
■作家略歴
- 1923年 アメリカ・カリフォルニア州サンマテオに生まれる。
- 1941年 カリフォルニア大学バークレイ校に入学。 医学、植物学を学ぶ。
- 1944年 兵役中の事故で入院中に絵を描き始める。
- 1948年 大学に復学。絵画と美術を学ぶ。
- 1950年 パリに渡る。
- 1952年 <アンフォルメルの意味するもの>展に出品。
- 1957年 日本に初来日。
- 1958年 <新しいアメリカの絵画>展に出品。
- 1962年 第3回東京国際版画ビエンナーレ展で受賞。
- 1967年 ヒューストン美術館で回顧展開催。
サンフランシスコ美術館にて素描と版画による個展開催。 - 1972年 オーブライト・ノックス美術館で回顧展開催。
- 1978年 ポンピドゥー・センターで回顧展開催。
- 1979年 ボストン現代美術館で水彩画の回顧展開催。
- 1988年 富山県立近代美術館ほかで<サム・フランシス>展開催。
- 1994年 11月死去。
■作家紹介
20世紀後半の美術を代表する画家の一人。 日本や東洋美術に関心があり、多くの日本の文化人と交流があった。
鮮やかな色彩の抽象画で独自の作風を創作した。。
サム・フランシスの買取はアトリエドパリで
Paul Cezanne
ポール・セザンヌ(1839-1906)
■作家略歴
- 1839年 1月南仏エクス=アン=プロヴァンスに生まれる。
父は銀行の共同創設者で家庭は裕福であった。 - 1858年 エクス大学で法学を学ぶかたわら、素描学校にも通う。
- 1861年 中学時代の親友ゾラの勧めでパリに出るが美術学校に入学できなかったため、故郷に戻って父の銀行に勤めながら美術学校へ通う。
- 1865年 後の印象派画家、ピサロと知り合う。
- 1870年 ピサロから印象主義の技法を教えられ、色彩が明るいものに転じる。
- 1874年 印象派第1回展に『首吊りの家』など3点を出品、酷評を受ける。
- 1880年 印象派の手法に疑問を感じはじめ、印象派のメンバーとの交流が少なくなり、拠点をパリから故郷に移す。
- 1882年 43歳で初めてサロンに入選する。
- 1895年 ヴォラールが開いた個展で評価される。
- 1900年 パリ万博で他の印象派の画家達と共に出品。
- 1906年 10月エクス=アン=プロヴァンスで死去。
■作家紹介
複数の異なった視点から眺められた対象物を一画面に描き、形を単純化させた独自の技法で後世の画家に大きな影響を与えた。
「近代画家の父」とも言われる。
セザンヌの買取はアトリエドパリで
Alphonse MUCHA
アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)
■作家略歴
- 1860年 チェコ南モラビア地方のイヴァンチッチェに生まれる。
- 1874年 中学を中退し、裁判所で働く。
- 1879年 ウィーンの舞台美術工房で働きながらデッサン教室に通う。
- 1882年 ウィーンからミクロフに移り、最初のパトロン、エゴン伯爵と出会う。
- 1884年 伯爵の援助を受けてミュンヘンの美術アカデミーで学ぶ。
- 1888年 パリに出て、アカデミー・ジュリアンに学ぶ。
パリジェンヌ誌などの挿絵を描く。 - 1895年 舞台女優サラ・ベルナール主演「ジスモンダ」のポスターを制作。
大好評となる。 - 1895年 サラ・ベルナールと6年間のポスター契約を結ぶ。
- 1896年 サロン・デ・サン展のポスターを描き、出品。
- 1897年 サロン・デ・サンにて初個展。
- 1900年 パリ万国博覧会開催、ボスニア、ヘルツェゴヴィナ館の装飾を担当。
- 1901年 レジオン・ドヌール勲章受章。装飾資料集を刊行。
- 1904年 アメリカに招かれる。
- 1906年 マリア・シティロヴァと結婚。共にアメリカに渡る。
- 1908年 N.Yジャーマン劇場装飾デザイン担当。
- 1910年 祖国に帰り「スラブ叙事詩」の制作を開始する。
- 1918年 新貨幣や切手のデザインをする。
- 1931年 プラハの聖ヴィタ大聖堂のステンド・グラス制作。
- 1936年 パリの印象派美術館でミュシャ展開催。
- 1939年 ナチスのチェコ侵入時の逮捕・拘束により健康を害す。
4ヵ月後プラハにて逝去、享年78歳。
■作家紹介
花や星などを女性の姿を用いて華やかに表現したアール・ヌーボーを代表するグラフィックデザイナー。
ポスターやカレンダー、パネルを多数制作した。
ミュシャの買取はアトリエドパリで
Alberto GIACOMETTI
アルベルト・ジャコメッティ(1860~1939)
■作家略歴
- 1901年 イタリア国境近くのスイスに生まれる。父はスイス印象派の画家。
- 1919年 高校卒業後、ジュネーヴ美術学校、ジュネーヴ工芸学校で絵画と彫刻を学ぶ。
- 1922年 パリに移りロダンの弟子アントワーヌ・ブールデルに学ぶ。
- 1927年 キュビズム、シュルレアリズムの影響を受けた作品を制作。
- 1935年 シュルレアリズムのグループから離脱。
- 1950年 彫刻の人物像がさらに細く凹凸がないものに変わっていく。
- 1962年 ヴェネチア・ビエンナーレで国際的に高い評価を受ける。
- 1966年 スイスで没。
■作家紹介
針金のように細長い人物彫刻で評価を受けた20世紀を代表する彫刻家。
晩年は彫刻だけでなく、絵画や版画も手がけた。
ジャコメッティの買取はアトリエドパリで
Paul AMBILLE
ポール・アンビーユ(1930~2010)
■作家略歴
- 1930年 南仏・べジェに生まれる。
パリの高等美術学校に学ぶ。 - 1955年 ローマ大賞受賞。
- 1957年 ローマのサン・ビトー賞受賞。
サロン・ドートンヌ、青年絵画展の会員となる。
エコール・ド・パリ展、コンパレーゾン展に参加。 - 1967年 アキテーヌ賞受賞。
- 1970年 レオニー・ヴァルモン賞受賞。
アルフォンス・ド・ヌーヴィル賞受賞。
ダニアン・ブーヴレー賞受賞。
シェルヴールのビエンナーレでグランプリ受賞。 - 1988年 東京・大阪で個展開催。
- 2010年 死去。
■作家紹介
豊かな色彩構成とリズム感で表現された絵は日本でも多くのファンを持つ。
ポール・アンビーユの買取はアトリエドパリで
ERTE
エルテ(1892~1990)
■作家略歴
- 1892年 ロシアのペテルスブルグで、帝国海軍提督のひとり息子として生まれる。
本名はロマン・ド・ティルトク。 - 1912年 18歳でパリに出る。アカデミー・ジュリアンで歴史画家ジャン・ポール・ローランについて学ぶ。
- 1913年 ポールポアレを通してファッション界に入り、初の劇場衣装デザインを手掛ける。
- 1919~61年 パリのムーランルージュをはじめとして数多くの舞台セットのデザインと衣装を手掛ける。
- 1925年 ハリウッドのMGMと契約、映画セットも制作。
- 1967年 メトロポリタン美術館が作品170点を買い上げる。
- 1968年 76歳で最初のリトグラフを制作。
- 1970年 芸術文化功労博爵士の称号を授与される。
- 1976年 芸術文化功労の称号を授与される。
- 1977年 ニューヨークでジークフリード優秀賞受賞。
- 1982年 パリ市メルヴェイユ賞受賞。
- 1983~86年 合衆国のダイアンセンギャラリーで大回顧展が催され、フランスでも大回顧展が開催された。
- 1985年 レジオン・ド・ヌール受賞。
- 1990年 4月21日、パリの病院にて死去。
■作家紹介
妖艶なたたずまいの女性を多く描き、魅惑的な独自の世界を表現した20世紀アールデコの巨匠。
エルテの買取はアトリエドパリで
Paul Klee
パウル・クレー(1879~1940)
■作家略歴
- 1879年 スイス近郊の町に生まれる。父は音楽教師、母も声楽を学んだ音楽一家。
クレーも幼いころからヴァイオリンを弾き、プロ級の腕前であった。 - 1900年 ミュンヘンの美術学校へ通いフランツ・シュトゥックの指導を受ける。
- 1906年 ピアニストの女性と結婚。
- 1911年 カンディンスキーらの「青騎士」グループと交流。
- 1914年 チュニジア旅行。この旅行で色彩に目覚め、作風が一変する。
- 1916年 2年間の兵役につく。
- 1919年 ミュンヘンの画商と契約し、翌年大回顧展が開かれる。
- 1921年 ワイマールの建築学校の教授として招聘され、その後デッサウ、デュッセルドルフの美術学校で教鞭をとる。
- 1933年 ナチスの前衛芸術の弾圧で職を失い、スイスの故郷に亡命。
- 1937年 102点の作品がナチスに没収され、「堕落美術展」にその一部が展示された。
- 1940年 死去。
■作家紹介
キュビズムの影響を受けながらも独自の画風を築いた20世紀の前衛画家。
世界中の美術館に収蔵され、スイス・ベルンに4000点の作品を収蔵しているパウル・クレーセンターがある。
パウル・クレーの買取はアトリエドパリで
Keith HARING
キース・ヘリング(1958~1990)
■作家略歴
- 1958年 アメリカ ペンシルバニア州 に生まれる。
- 1980年 ニューヨークの地下鉄構内の広告掲示板に絵を描き始め、評判になる。
- 1982年 ヒューストンストリートに巨大な壁画を制作。
- 1985年 ユニセフのアフリカ緊急援助基金のための展覧会を開催。
- 1986年 「ベルリンの壁」に90メートルの作品を描く。
- 1987年 「エイズ撲滅のためのアート展」に出品。
東京多摩市の子供達500人とともに壁画を制作。 - 1989年 イタリアのサン・アントニオ教会の外壁に壁画を描く。
フランス革命200年祭に「天井のギャラリー」と題して飛行船をデザインする。 - 1990年 国連の「エイズ防止・世界年」の記念切手及びリトグラフを制作する。
エイズのため31歳で他界。
■作家紹介
バスキアやウォーホルとともに1980年代のアメリカ現代アートを代表するひとり。
世界中で個展が開催され、シンプルな線で描かれるコミカルな作品は人気を博した。
エイズ撲滅活動に積極的にかかわり、ポスターも描いている。
キース・へリングの買取はアトリエドパリで
MARINO MARINI
マリノ・マリーニ(1901~1980)
■作家略歴
- 1901年 イタリアに生まれる。
- 1915年 フィレンツェへの美術学校に入り、絵と彫刻を学ぶ。
- 1929年 ミラノ美術学校でデッサンを教える。 このころから馬と騎馬像の彫刻を制作するようになる。
- 1935年 ローマ・クワトリエンナーレ受賞。
- 1940年 ミラノの美術学校の教授になる。
- 1944年 ニューヨークで開催されたイタリア美術の展覧会で国際的な評価を得る。
- 1952年 ヴェネチア・ビエンナーレでグランプリを受賞。
- 1972年 ミラノ名誉市民になる。
- 1980年 没
■作家紹介
絵画、彫刻、版画を手がけたが、中でも現代人の普遍的な姿を表現した「馬に乗る騎手」の彫像で名声を得た。
作品はイタリアだけでなく、アメリカ、ベルギー、イギリスなどの美術館に収蔵されている。
マリノ・マリーニの買取はアトリエドパリで
JAMES RIZZI
ジェームス・リジィー(1950~2011)
■作家略歴
- 1950年 ニューヨーク・ブルックリンに生まれる。
- 1973年 フロリダ大学芸術学部卒業。
- 1974年 ナショナル・プリント・ショーに出品(ブルックリン美術館)
- 1996年 アトランタオリンピック公式アーティストに選ばれる。
- 1998年 長野オリンピック IOC公式アーティスト
- 2011年 死去
■作家紹介
“都会の喧騒” をテーマに、作品を3Dで表現して独創的なスタイルを確立した。
明るく楽しい彼の作品は世界中で親しまれている。
ジェームス・リジィーの買取はアトリエドパリで
Henri MATISSE
アンリ・マティス(1869~1954)
■作家略歴
- 1869年 フランスに生れる。
- 1889年 はじめは法律家を目指していたが、絵画に興味をおぼえる。
- 1892年 画家となるためパリに出る。
- 1895年 エコール・デ・ボーザールのギュスターヴ・モローの教室に入り、ルオーらと知り合う。
- 1896年 サロンに初出品、国家が買い上げる。
- 1900年 初めてドライポイントを制作。
- 1904年 ヴォラールの画廊で最初の個展。
- 1906年 初めて石版画と木版画を制作。
- 1908年 モスクワの大コレクター、シチューキンが彼の『食卓の赤のハーモニー』等を買い、1911年にはその招きでモスクワを訪れる。
- 1911-12年 2年続けてモロッコへ旅行。この時代からさまざまな空間表現の実験、 装飾的要素の大胆な使用を試みる。
- 1916年 この年から冬をニース、夏をパリですごすことが多くなり、「オダリスク」の主題を好んでとりあげる。
- 1922年 版画を積極的に制作。
- 1933年 アメリカ、バーンズ邱の壁画『ダンス』を制作。
- 1943-48年 南フランスのヴァンスに定住、切り紙絵に専心し、『ジャズ』として出版(1947年)。
- 1948-51年 建築のプラン、壁画、ステインド・グラスなどすべて自身の構想になるヴァンスの礼拝堂を完成した。
- 1954年 11月3日南フランスで歿。
故郷のカトーおよびニースにマティス美術館がある。
■作家紹介
フォーヴィズムを代表する20世紀の画家。「色彩の魔術師」と呼ばれ、大胆な色彩の作品を制作。晩年に手がけた南フランスの礼拝堂はマティスの集大成といわれ、注目を集めた。
マティスの買取はアトリエドパリで
Michel Delacroix
ミッシェル・ドラクロワ(1933~)
■作家略歴
- 1933年 フランス、パリに生まれる。
- 1950年 パリの美術学校で学ぶが、その後舞台美術の仕事に携わる。
- 1966年 ドイツの美術学校の教授に選出される。
- 1973年 スイス パブリック賞受賞。
- 1974年 初渡米。米国で作品展開催。
テレビ、ラジオ、雑誌、リトグラフ、ポスター、出版などにより国際的名声を得る。 - 1975年 アーティストフランス金賞受賞。
- 1976年 ローマ・セブンヒル賞受賞。
- 1977年 グランプリ・デ・コート・ダジュール受賞。
- 1980年 米国の招待をうけ教職を辞め渡米。画業に専念する。
- 1985年 ハーバード大学設立350周年記念のための作品を依頼される。
- 1996年 アトランタオリンピック公認アーティスト、アートエキスポニューヨークの公式画家に選ばれる。
- 1998年 フランスワールドカップサッカー公認アーティストに選ばれる。
■作家紹介
パリの街並みを落ち着いたトーンの色使いで細かく表現した彼の作品は、あたたかみのあるやさしい雰囲気をかもし出している。
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DALI
サルバドール・ダリ(1904~1989)
■作家略歴
1904年 スペインに生まれる。
1922年 マドリードのサン・フェルナンド王立美術アカデミーに入学。
1925年 マドリードで始めての個展を開く。
1927年 パリに行き、ピカソとブルトンに会う。
1929年 はなばなしくパリでデビューし、シュルレアリスム後期の代表的作家として知られた。
1930年 ポール・エリュアール夫人だったガラと結婚。
1931年 『記憶の固執(柔らかい時計)』(ニューヨーク近代美術館)
1934年 ブルトンと対立し、シュルレアリスム運動から除名される。
1940年 渡米して古典主義への復帰をとなえる。
1948年 スペインに帰り、ポルト・リガトに定住する。
1950年 妻ガラをモデルにした『ポルト・リガトの聖母』制作。
1989年 生まれ故郷のカタルーニャ・フィゲラスにて歿。
■作家紹介
20世紀を代表するシュールレアリスム画家のひとり。写実的技法を用いながら多重イメージを駆使して非現実的な絵を描いた。制作は絵画だけにとどまらず、宝石デザイン、映画も手がけた。スペイン、フィゲラスにダリ美術館がある。
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Moise KISLING
モイズ・キスリング(1891~1953)
■作家略歴
- 1891年 ポーランド、クラコワにユダヤ人の子として生まれる。
地元の美術学校で、印象派の流れをくむパンキエヴィッチに学ぶ。 - 1910年 パリに住居を移し本格的に絵を描き始める。
- 1912年 モンマルトルのバトー・ラヴォワール(洗濯船)に住み、モディリアー二、ピカソ、藤田嗣治など
多くの画家と親交を深めパリ派の中心的な存在となる。
サロン・ドートンヌとアンデパンダン展に出品。 - 1919年 ギャラリー・ド・リュエで初個展開催。好評を博す。
- 1953年 南フランスにて没
■作家紹介
第一次大戦後にフランス国籍を取得。風景、静物、肖像画を描き、「モンパルナスの帝王」と呼ばれた。特に魅惑的な女性や花を多く描き、鮮やかな色彩で多くの人を魅了した。スイスのプティパレ美術館に最大のコレクションがある。
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Georges Braque
ジョルジュ・ブラック(1882~1963)
■作家略歴
- 1882年 フランスに生まれる。少年時代は夜間に美術学校で絵を学んだ。
- 1900年 パリに出てバティニョルの市立美術学校に通う。
- 1907年 ピカソの「アヴィニョンの娘たち」に衝撃を受け、ピカソとともにキュウビズムの運動の中心的存在となる。
- 1937年 カーネギー国際美術展大賞を受賞。国際的名声を得る。
- 1948年 ヴェネチア・ビエンナーレ大賞受賞
- 1963年 パリで没
■作家紹介
対象の再現性を保ちながら、それを自由に分解し再構成する手法により、洗礼された構成的画風を確立した20世紀最大の巨匠の一人。
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Jean-Michel Basquiat
ジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988)
■作家略歴
1960年 ニューヨーク、ブルックリン生まれ。
父は公認会計士。母は幼いバスキアをよく美術館に連れて行き、その影響からか絵を描くようになる。
17歳ごろからは壁などにスプレーペインティングを始め、高校を中退後は手作りの葉書やTシャツを売って生計をたてた。それが画商の目に留まり才能が開花していく。そしてキース・へリングの助力でニューヨークで個展を開くまでになる。
大規模なグループ展「タイムズ・スクエア・ショウ」に参加。人気が浮動のものとなる。
1983年にアンディ・ウォーホルと知り合い、お互い刺激しあったが、バスキアは薬物中毒に陥っていく。
1988年 27歳で薬物の過剰摂取による死去
■作家紹介
黒人のルーツ、人種差別、社会問題を主題にして生前1250点のドローイングと900点もの絵を描いた。自由で斬新な彼の絵は、いまでも絶大な人気を博している。
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Raoul Dufy
ラウル・デュフィ(1877~1953)
■作家略歴
- 1877年 北フランスの町ル・アーヴルに9人兄弟の長男として生まれる。
両親ともに音楽愛好家で父はオルガン奏者、母はバイオリン奏者。 - 1895年 ル・アーヴル私立美術学校の夜間講座に通いはじめる。
- 1900年 市から奨学金をもらい、パリの国立美術学校に学ぶ。
- 1903年 アンデパンダン展に出品
- 1905年 マルケやマチスと知り合い、フォーブ(野獣派)の洗礼を受ける。
その後、キュビスムの流行と共にブラックに惹かれ、立体派風の風景を描き、
さらにセザンヌの構成にも関心を示した。 - 1919年 アポリネールの「虐殺された詩人」、マラルメの「恋歌」の挿絵を制作する。
- 1922年 シチリア旅行の後、独自の様式が確立される。
シチリアを中心とする地中海風景や海水浴場、また競馬場や音楽会の場面などを、
リズミカルな筆到で明るく生き生きと描いている。 - 1938年 パリ電気供給会社の依頼で、パリ万博電気館のパヴィリヨンのための壁画
「電気の精」(高さ10メートル、幅60メートル)を制作、評判を得る。 - 1942年 戦争のためスペイン国境近くのペルピニャンに移る。
このころの作品が、最も円熟した実り多い時期で、裸婦を配したアトリエ風景が多く描かれる。
油絵の他にも水彩画をよく制作し、その瑞々しい色彩感と躍動感は、水彩の名手と称えられた。
版画は初期に木版、後には石版・銅版を手掛ける。 - 1952年 ヴェネチア・ビエンナーレの国際大賞受賞
- 1953年 死去。享年75歳。
■作家紹介
デュフィの描く軽快な線描と明るい色彩は心地よく装飾的で、絵から音楽が聞こえてきそうな感覚をもたらす。作品はパリの国立近代美術館をはじめ、世界各国の美術館に収蔵されており、本の挿絵や舞台美術、タペストリーなども多くの残している。
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Serge Lassus
セルジュ・ラシス(1933~)
■作家略歴
- 1933年 フランス南西部の町ビアリッツに生まれる。
- 1950年 パリ装飾美術学校に入学。
- 1955年 パリの広告代理店に入社。印刷物のイラストを担当。
- 1959年 初個展を故郷ビアリッツで開催。大好評を得て本格的に活動を開始する。
- 1981年 以降、パリ、ボルドー、オンフルール、ニースなどフランス各地をはじめ、
スイス、イタリア、スペイン、アメリカで個展を開催。
■作家紹介
美術学校時代から、セザンヌやデュフィなどから影響を受け、色や形に単純化と唯美主義を追求した絵を描き、特に馬の絵で評判を博す。
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Bernard Gantner
ベルナール・ガントナー(1928~)
■作家略歴
- 1928年 フランスのベルフォールに生まれる。
幼いころからベルフォール美術館長のもとで絵画を学び、その後パリの美術学校や
美術研究所に通う。 - 1950年 パリ、ジュネーブ、チューリッヒ、ロンドン、東京、ニューヨーク等で数多くの個展を開く。
- 1959年 日本におけるフランス具象絵画巡回展に参加
- 1961年 クリティーク賞受賞
- 1964年 アメリカにおけるフランス現代絵画巡回展に参加
- 1967年 フランス ウンターリンデン美術館で回顧展
- 1970年 「時代の証人・画家」展に出品
- 1972年 東京で初の個展
- 1998年 ガントナー美術館設立 レジオンドヌール賞授与
■作家紹介
繊細な描線と淡く深みのある色調で表現する風景画はバルビゾン派の系統を引くといわれ、フランスの伝統的画家のひとり。
作品は、パリ市美術館をはじめ、各地の博物館、美術館などに所蔵されている。
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Georges LAPORTE
ラポルト(1926~)
■作家略歴
- 1926年 パリに生れる。46年ごろから絵を描きはじめる。
- 1948年 シュール・アンデパンダン展に初めて出品。
- 1951年 アンデパンダン展とフランス芸術家展に出品。
- 1957年 カンティニ美術館のマルセイユ市賞に入選。
マントンの第4回ビエンナーレに出品。 - 1958年 エクス・アン・プロバンス市美術大賞受賞。
バスチャン=ルパージュ賞受賞。 - 1961年 60年代以降ヨーロッパやアメリカで個展を開催。
- 1972年 文芸功労賞受賞。
■作家紹介
ブルー、グレー、白を基調にした単色と空間の広がりのあるコンポジションで、ブルターニュやアイルランドの港や海岸、湖などの風景を描く。
作品はパリ国立美術館、パリ市立近代美術館、パリ国立図書館、アメリカ、モントレー美術館など多くの美術館に収蔵されている。
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Andre Cottavoz
アンドレ・コタボ(1922~2012)
■作家略歴
- 1922年 フランス、サンマルスランに生まれる。
若い頃は帽子工場に働き、絵を志してリヨン美術学校に学ぶ。
戦後、サロン・ド・メ、サロン・チュイルリー、青年絵画展、サロン・ドートンヌ等に参加。 - 1949年 マントンビエンナーレで大賞受賞。
フランス政府の奨学金を受ける。 - 1950年 プリ・ナショナル賞受賞。
- 1953年 フェネオン賞一等賞を受賞。
パリで初の個展を開催。
その後フランスのみならず、日本や国外で展示会を開催 人気を博す。 - 2012年 死去。
■作家紹介
単純化されたフォルムと分厚いマチエールが特徴。
現代具象作家の一人者で作品はパリ市立美術館他多数の美術館に収められている。
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Andy WARHOL
アンディ・ウォーホル(1928~1987)
■作家略歴
- 1928年 アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれる。
- 1949年 カーネギー工科大学卒業。ニューヨークに出て「ヴォーグ」などの雑誌の広告やイラストを手がけ成功する。
- 1952年 ニューヨークでドローイングによる最初の個展を開催。
- 1961年 キャンベルスープの缶をモチーフにした作品を描く。
- 1962年 シルクスクリーンを用いたマリリン・モンローの絵を制作。
- 1964年 ニューヨークにFactory というスタジオを構える。
- 1968年 アムステルダム、ストックホルム等で個展開催。
- 1970年 ヨーロッパ、アメリカ各地を巡回する最初の回顧展開催。
- 1974年 東京、神戸で回顧展開催。
- 1979年 ホイットニー美術館で<アンディ・ウォホール 70年代の肖像画展>開催。
- 1987年 死去。
■作家紹介
派手な色彩で著名人や日常品をモチーフにしたシルクスクリーンが有名。
これまで考えられなかった日常品などを題材にしたポップアートの騎手。
なかでもマリリン・モンローをモチーフにした「マリリン」や「キャンベルスープ」は彼の代表作であり、60年代で最も影響力のあるアーティストである。
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Leslie Sayour
レスリー・セイヤー(1947~)
■作家略歴
- 1947年 アメリカ アリゾナ州に生まれる。曽祖父は第7代大統領ジャクソン
- 1965年 マウント・サン・アントニオ・カレッジに入学。
- 1968年 ロスアンジェルスのオフィスパーセンズ・アート・インスティチュートに入学。
- 1969年 アート・センター・カレッジ・オブ・デザインに入学。
- 1977 - 1983年 ビバリーヒルズ、J. W.スローン・ギャラリーにて個展。
- 1980 - 1984年 ビバリーヒルズ、ステアケース・ギャラリーにて個展。
カリフォルニアのギャラリーにて毎年グループ展。 - 1984 - 1988年 デッサン・ギャラリーにてグループ展。
- 1986年 コッテージ・ギャラリーにて個展。
- 1986 - 1988年 カントリー・ライフ・インテリアス・ギャラリーにて個展。
- 1987年 ザンツマン・ギャラリーにて個展。
- 1988年 ザンツマン・ギャラリー・パルム・スプリングスにて個展。
- 1989年7月 ベター・ホームズ&ガーデンズの表紙、挿絵を担当。
- 1989年8月 プランタン銀座で日本最初の個展。
- 1990年3月 初来日
- ジャクリーン・スミス、シルベスター・スタローン他、世界的著名人がコレクターになっている。
■作家紹介
明るく華やかな花をモチーフにした静物を描く。
パステルカラーで見る人に幸福感とパワーを与える彼女の絵は日本でも多くのファンを持つ。
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Bernard Charoy
ベルナール・シャロワ(1931~)
■作家略歴
- 1931年 フランス、ロレーヌで伝統工芸や家具製造を営む家に生まれる。
- 1945年 技術学校へ入学
- 1955年 モンマルトルのアトリエ・ドジュワに入り、デッサン、油絵、リトグラフを4年間学ぶ。
- 1958年 出版社向けにはじめてデッサンとイラストレーターを制作。
- 1959年 世界的に注目され、ヨーロッパ、カナダ、アメリカの大雑誌に続々と彼のイラストや
政治家の肖像画が掲載される。 - 1970年代以降 フランスのほか、ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スイス、NY、東京、韓国、台湾などで
展覧会を開催。 - 1976年 バーゼルの国際展に出品。
- 近年はイラストレーションの制作を中断し、油絵やリトグラフを多く手がけている。
■作家紹介
華やかで初々しい女性を描く画家として知られている。
優雅で印象的なまなざしの女性が多くのファンを魅了している。
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Andre Bourrie
アンドレ・ブーリエ(1936~)
■作家略歴
- 1936年 フランス・モンペリエに生まれる。
- 1962年 アブレー市美術展一位受賞。
- 1966年 ギャラリー・ローリストン(パリ)にて初個展開催。以降パリを中心に活動。
- 1967年 パリ 冬のサロンで新人賞受賞。
- 1968年 芸術 科学 文学賞受賞。
- 1973年 フランス海軍省のオフィシャルアーティストに指名される。
- 1979年 フランス芸術家サロンで金賞受賞。
- 1980年 パリのウォーリー・フィンドレー・ギャラリーと契約。
ニューヨーク・シカゴ・ビバリーヒルズのフィンドレー系列画廊で毎年個展を開催。 - 1982年 バルビゾン大賞受賞。
- 1983年 版画国際大賞受賞。
■作家紹介
彼は独学で絵を学び、フランスの海や風景の光と静けさを天性の感受性によって表現した。
見る人の心を落ち着かせる静寂に満ちた絵は日本に多くファンを持つ。
サロン・ドートンヌ会員・アーティスト・フランセ会員。
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Paul Guiramand
ポール・ギヤマン(1926~2007)
■作家略歴
- 1926年 フランスに生まれる。
- 1945年 パリ国立美術学校に学び、ブリアンションに指導を受ける。
- 1952年 ローマ大賞を受賞。活躍をはじめる。サロン・ドートンヌ、サロン・ド・メ、青年絵画展等に出品。
- 1959年 マントン・ビエンナーレで2等賞を受賞。
- 1950年代後半からメキシコ・シティーやモスクワ、欧米で個展を開催。
- 1968年 来日展開催
- 2007年 死去
■作家紹介
赤を主体とする鮮やかな色彩と色面構成で、馬やバイオリン、女性像などを表現した。
作品はパリ市立近代美術館、シカゴ・アート・インスティテュートなどの美術館に収蔵されている。
LOUIS ICART
ルイ・イカール(1888~1950)
■作家略歴
- 1888年 9月12日、銀行家の長男として、南仏トゥールズに生まれる。
絵葉書の工房などで働きながら、絵画の修行を積む。シュール・シェレなどから影響を受ける。 - 1908年 雑誌「芸術批評」の表紙にHELLIの著名でイラストを描く。
この頃から画家になる事を考え始め、帽子、ドレスなどのデザインを手掛けるようになる。 - 1912年 バルセロナのギャラリーで最初の個展を開く。
- 1913年 イカールの作品が、アメリカなどに輸出され始める。
- 1914年 エリゼ宮でのパリ・オペラ・バレー劇団による特別公演で衣装デザインを担当、注目される。
- 1921年 アメリカに販売網を持つフランスの版元・近代版画社から、製作依頼を受ける。
- 1922年 アメリカ、ワナメーカー百貨店での個展が成功をおさめる。
- 1927年 レジオン・ドヌール第5勲章受賞。
- 1932年 ニューヨークのメトロポリタン画廊で、油彩の連作「白いヴィション」の展覧会開催。
- 1944年 パリ解放とともに、版画制作を開始する。
- 1950年 12月30日、モンマルトルの自宅で死去。
■作家紹介
アールデコを代表する画家。当時のフランスの華やかな女性を妖艶な魅力的で表現して人気を博した。
Pierre BONCOMPAIN
ピエール・ボンコンパン(1938~)
■作家略歴
- 1938年 フランスに生まれる。
- 1958年 パリ国立装飾美術学校首席入学。コンセイユジェネラル賞受賞。初個展開催。
- 1960年 サロン・ドートンヌに出品。
- 1961年 パリ国立美術学校に入学。
- 1962年 東京にてグループ展<今日の具象展>開催。フロリダのジュアレーズ画廊にて個展開催。
- 1964年 パリ ベルネイム・ジューヌ画廊にて<女性の美と魅力展>に出品。
アラン・オリビエ劇団のために装飾、コスチュームを担当。ベルギー・オランダに旅行。 - 1965年 現代国際具象展出品。パリ ギオ画廊、シカゴ マーシャル画廊にて個展開催。最初のリトグラフをアトリエデジョベールで制作。
- 1966年 現代版画展に出品。東京現代国際具象展出品。
- 1970年 クリティック賞受賞。パリ近代美術館からシャルル・パックマン賞受賞。
- 1972年 イタリア ローマに滞在。
- 1973年 パリ画廊にて、ブラジリエ、カトラン、ジェニス、マングー、レギュル、ロネーらと共に
グループ展開催。 - 1974年 グラネ美術館での第3回国際プロヴァンス絵画ビエンナーレ展出品。
- 1976年 リヨン ヘレン画廊にて個展開催。最初のニューヨーク旅行。
アトリエ ムルローにてリトグラフ制作。 - 1977年 ヴァランス美術館にて個展開催。文化使節の特派としてインドに3週間派遣される。
- 1978年 ニューヨーク ダビットフィンドレイ画廊、パリ アートフランス画廊にて個展開催。
- 1979年 パリ マティニオン画廊にて、ギヤマン、ブラジリエ、ミノー、カトラン、コタボ、ジャンセンらと<花>グループ展開催。アートフランス出版社から「ボンコンパン100のデッサン」を出版。
- 1981年 1980年以降、フランス国内だけでなくベルギー、オランダ、スイス、アメリカ、イギリス、日本で精力的に個展を開催。
■作家紹介
明るい色彩で花や人物、風景を幾何学的な構図と柔らかい曲線で描き人気を博す。版画のほか、油絵、タペストリー、陶器も手がけている。
Michel HENRY
ミッシェル・アンリ(1928~)
■作家略歴
- 1928年 フランス生まれ。 パリ国立美術学校で学ぶ。
- 1952年 ファルマン賞受賞。
- 1955年 国費留学生としてアムステルダムに留学 「メゾン・デカルト賞」受賞 。
- 1957年 マドリッドに留学。カサ・ラスケス受賞。 この年より3年間アムステルダムのデカルト博物館委員、マドリッドのベラスケス博物館委員を歴任。
- 1960年 パレ・ロワイヤル賞受賞。パリ市銀賞受賞。
- 1962年 国際的画廊ウォリー・フィンドレーの専属契約画家となる。
- 1965年 青年画家大賞受賞。サロン・ド・ボザール・グランプリ受賞。
サロン・ドートンヌ審査員となる。 - 1967年 オート・マルン県知事賞受賞。マルトゥ・オラン賞受賞。
- 1977年 海外県・海外領土省よりレユニオン島賞受賞。フランス芸術家金賞受賞。
- 1978年 シャロン市より記念牌受賞。
- 1979年 協力省よりフランス・アフリカ協力賞。ボレーヌ、アミリー、ラングレ各市より記念牌受賞。
- 1980年 モンタルジス市銅賞受賞。サロン・ドートンヌ委員会メンバーとなる。
アントラル賞の審査メンバーとなる。 - 1981年 フランス政府より、レジオン・ドヌール勲章授与。
ベルガンドゥ、ベルヌー・ラ・セル各市より記念牌受賞。 - 1983年 サロン・ドートンヌの事務局長に推薦される。
- 1984年 農業功労レジオン・ドヌール勲章受賞。国家憲兵隊功労賞受賞。
- 1985年 アンリ・ゲル賞受賞 初来日。
- 1986年 パリ市ベルメイユ賞受賞。
- 1987年 日本にて、世界蘭博覧会の一環として絵画展が開催される。
- 1996年 サロン・ドートンヌ副会長に就任。
■作家紹介
明るく力強いタッチで色彩豊かな花の絵を多く描く。作品が幸福感に溢れていることから「幸福の画家」ともいわれる。
作品はパリ近代美術館、レ・ボー・ド・プロヴァンスの美術館、ナンシー美術館ほか国外にも多数に収蔵されている。
Claude Weisbuch
クロード・ワイズバッシュ(1927~)
■作家略歴
- 1927年 フランスに生まれる。ナンシー国立美術学校に学ぶ。
- 1957年 この年より4年連続して「現代の証言展」に出品。そのほか青年絵画展、現代版画展にも出品。
- 1961年 クリティック賞受賞。国際的に評価される。
- 1970年 日本でベートーベンをテーマにした展覧会を開催。
■作家紹介
音楽・歴史・演劇などのテーマをセピア色を基調にしたモノトーンな色彩で完成させ、人物や馬などを勢いのあるタッチで表現した。ヨーロッパ具象画壇を代表する画家のひとりであり、サント・エチェンヌ国立美術大学教授。作品はパリ市立近代美術館をはじめ、世界各地の美術館に所蔵されている。
Jacques DEPERTHES
ジャック・デペルト(1936~)
■作家略歴
- 1936年 フランスに生まれる。 サント・エティエンヌ国立芸術大学、およびジュネーブ装飾美術学校に学ぶ。
- 1960年 ジュネーヴのユニオン・ド・バンク・スイスの壁画制作。
- 1961年 この頃から個展を開催。国際的に作家活動を展開する。
- 1965年 フランス政府給費留学生としてイタリアに滞在。
- 1976年 初来日。
- 1978年 東京で個展開催
- 1986年 二度目の来日。
■作家紹介
ゴルフ場をモチーフにした絵を得意とし、日本でも多くのファンを持つ。 作品はパリ市立近代美術館、ジュネーブ市立美術史博物館、鎌倉市立近代美術館等に収蔵されている。
Andre Brasilier
アンドレ・ブラジリエ(1929~)
■作家略歴
- 1929年 ソミュール市(アンジュー地方)で生まれる。両親はともに画家。
- 1949年 パリのエコール・デ・ボーザールに入学。
- 1953年 ローマ賞絵画部門の一等賞を受ける。
- 1958年 ムルロー工房にて最初のリトグラフを制作。ドゥルエ画廊(パリ)にて個展を開催する。
- 1962年 ニューヨークのデヴィット・B・フィンドレー画廊において展覧会を開催する。
- 1969年 ギャルリー・ド・パリにて展覧会開催。東京で初の展覧会も開催。ナント美術館において展覧会。
- 1974年 パリのヴィジョン・ヌーヴェル画廊にてリトグラフとタペストリーの展覧会。ニューヨークのデヴィット・B・フィンドレー画廊において展覧会。画集が日本で初めて出版される。
- 1975年 サロン・ド・モンジュール賞を受賞する。
- 1979年 パリのマティニョン画廊において展覧会。初めて陶器の展覧会をパリのエチエンヌ・サッシ画廊において開く。
- 1980年 ロワール地方のシュノンソー城において、初の回顧展が開催される。
- 1981年 ジュネーブのショードロニエ画廊において個展開催。東京セントラル美術館において展覧会。
- 1982年 日本の5都市において巡回展開催。
- 1989年 アンジェにおいて回顧展が開催され、アンジェ市名誉勲章を授与される。
- 1992年 リトグラフのカタログ・レゾネが出版される。
■作家紹介
フランスのアンジュー地方にて生まれたアンドレ・ブラジリエは、穏やかな色彩を用いて抽象的な世界を表現する作家です。躍動感に満ちた騎馬を描いた作品で知られ、作品はフランス国内やヨーロッパ各地の美術館に収蔵されています。
Bernard Cathelin
ベルナール・カトラン(1919~2004)
■作家略歴
- 1919年 パリに生まれる。
- 1945年 パリの国立高等美術工芸高校に入る。
- 1950年 ブリュメンタル賞(Prix Blumenthal)受賞。
- 1957年 この年から、パリ、ニューヨークなどで定期的に個展を開催。
- 1967年 東京吉井画廊で初個展。
- 1972年 モンテカルロのアンドレ・ソーレ社刊ジルベール・セスブロン「犬と狼の間」のため、挿絵 として9枚のリトグラフを制作。
- 1973年 ニューヨーク、東京をはじめ、各地で個展を開く。
- 1976年 リトグラフ50枚をヴァランスの美術館へ寄贈。
- 1983年 パリで「俳諧十選」展。
- 1984年 東京で「俳諧十選」による小品展。
- 1987年 リトカタログレゾネの出版を記念して、大阪・神戸・東京にて大規模なリトグラフ展が開催。
- 1990年 東京と大阪で開催されたリトグラフ・タピスリー展のため滞在中に制作した6点のリトグラ フィ・モニュマンタル(115×235cm)が、91年にシカゴにて発表される。
- 1995年 ミッテラン大統領よりレジオン・ドヌール勲章を授与される。
- 2004年 心臓疾患のためパリ市内の自宅にて逝去。84歳。
■作家紹介
ベルナール・カトランは、鮮やかな色彩によって静かで詩情豊かな世界を表現し、彼が描く作品は具象とも抽象ともいえない独特の雰囲気を放っています。禅や俳句など日本文化にも興味を持ち、自分の作品にも取り入れています。
Paul Aizpiri
ポール・アイズピリ(1919~)
■作家略歴
- 1919年 パリで生まれる。パリ美術学校にて絵画を学ぶ。
- 1945年 サロン・ドートンヌ会員となる。
- 1946年 青年絵画展で三等賞を受賞する。
- 1951年 ヴェニス・ヴィエンナーレにて、ナショナル大賞を受賞する。
- 1954年 ぺトリデス画廊(パリ)、ロマネ画廊(パリ)にて個展を開催。
- 1960年代 ニューヨーク(62年)、東京(65年)、ジュネーブ(66年)、など、各地にて個展を開催。
- 1971年 トゥールで、ジュマイ賞受賞。
- 1980年 フランス各地にて、フランスの風景画展を開催する。
■作家紹介
ポール・アイズピリはパリ画壇の具象系派作家の一人であり、パリを中心に、欧州、米国、日本など、全世界で個展を開催している作家です。作品は、フランス国内の美術館だけではなく、欧米各国、日本国内の美術館に収蔵されています。鮮やかな色使いで描かれた静物画、風景画によって世界中で親しまれています。
Maurice UTRILLO
モーリス・ユトリロ(1883~)
■作家略歴
- 1883年 パリで生まれる。 母親はルノワール、ドガ、ロートレックのモデルになった女流画家シュザンヌ・ヴァラドン。
- 1891年 私生児だった彼に同情した二流のスペイン人画家ミゲル・ユトリロが認知したため、以後、モーリス・ユトリロと名乗るようになる。
- 1900年 幼少のころから飲酒を覚え、アルコール中毒で始めて入院する。それを治すために医者の薦めに従い絵を描き始める。
- 1909年頃 「白の時代」が始まる。 サロンドートンヌに出品。
- 1913年 初の個展。
- 1915年 色彩が鮮やかに変化する
- 1919年 個展が大成功を収める。
- 1928年 レジオンドヌール勲章受賞
- 1935年 コレクターの未亡人と結婚し、晩年は裕福な生活を送りながら、絵葉書をもとにパリの風景を描きつづけた。
■作家紹介
壁に使われた灰白色が印象的で、初期のころの「白の時代」の作品が最も評価が高い。人物画は1枚も描かず、街の風景のみを描き続けた。
Joan Miro
ジョアン・ミロ(1893~1983)
■作家略歴
- 1893年 スペイン、バルセロナに生まれる。
両親から譲り受けた近郊のモントロイドの農場に住む。 - 1912年 フランシスコ・ガリ美術学校に入学。
- 1919年 パリに出てピカソやブルトンと出会う。
- 1924年 シュールレアリストの一員となり、シュールレアリスム運動に参加する。
- 1937年 パリ万国博覧会のスペイン館のために壁画を制作。
- 1941年 ニューヨーク近代美術館で回顧展開催。
- 1954年 ヴェネツィア・ビエンナーレで国際版画大賞受賞。
- 1959年 ニューヨーク近代美術館、ロサンゼルス美術館で回顧展開催。
ユネスコ本部の壁画に対し、グッケンハイム財団国際大賞受賞。 - 1962年 パリ市美術館で回顧展開催。
- 1966年 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館で回顧展開催。
- 1976年 バルセロナに『ジョアン・ミロ財団現代美術館研究所』開設。
- 1983年 マリヨルカ島のパルマで死去。
■作家紹介
ミロは他のシュルレアリストとは全く異なり、原色を使った激しい色使い、形態で独自の地位を築き、1940年代からは彫刻、陶器、壁画など作品の幅を広げていった。
Maurice de Vlaminck
モーリス・ド・ヴラマンク(1876~1958)
■作家略歴
1876年4月4日、パリの音楽家の家に生まれる。父親はベルギー出身。
幼い頃に父からヴァイオリンを習う。17歳頃から絵を描き始める。
徹底した自由主義者だったため伝統や教育を嫌い絵はほとんど独学であった。
18歳で結婚。自転車競技で優勝し収入を得るようになるが腸チフスにかかり引退。その後3年間の兵役に就き、兵役を終えてからはヴァイオリンを教えながら生計を立てて絵画制作を続けた。
1900年に知り合った画家のアンドレ・ドランと共同のアトリエを持つ。
1901年パリでゴッホ展を見て強い衝撃を受ける。マティスの誘いでサロン・デ・ザンデパンダン、サロン・ドートンヌに出品。
1908年頃よりセザンヌの影響を受け、構成的画風に転ずる。
1920年代になるとセザンヌの影響が薄れ、画面からはそれまでの強烈な明るい色彩が消え、黒や灰色、茶色を中心にした暗い色彩が多用されるようになる。
1920年にゴッホの終焉の地、オーヴェール・シュル・オワーズに家を購入。
1930年頃からは執筆にも精を出し、回想録、詩、小説を出版。
1947年 ドランとヴラマンクの展覧会が行われる。
1958年 没。
■作家紹介
スピード感のあるすばやいタッチで、ダイナミックに風景や静物を描き、暗い色彩で孤独感を表現した。代表作『赤い樹』など。水彩画や版画も多数手がけた。
Marie Laurencin
マリー・ローランサン(1885~1956)
■作家略歴
- 1885年 10月パリに生まれる。
- 1906年 アカデミーアンベールで絵を学ぶ。
そこでブラックと知り合いキュビズムの影響を受ける。 - 1907年 アンデパンダン展に初出展。
ピカソや美術評論家のギョ―ム・アポリネールと知り合う。 - 1912年 初の個展が評判になる。
その後キュビズムから離れ、エコールドパリの画家として重要な位置を占めるようになる。 - 1914年 ドイツ人男爵と結婚するが戦争が始まりスペインへ亡命。
- 1920年 パリに戻る。ピンク、ブルー、グレーなどのパステルカラーで華やかな画風を作り上げ、上流階級の女性達の間でローランサンに肖像画を描いてもらうことが流行になる。
- 1956年 パリで死去。
■作家紹介
淡い色調で描かれる少女像で多くのファンを持つ。絵だけでなく、バレエなどの舞台衣装デザインでも成功した。水彩画、銅版画、石版画、挿絵本も多く残した。
Marc Chagall
マルク・シャガール(1887~1985)
■作家略歴
- 1887年 ロシア生まれ。両親は敬虔なユダヤ教徒。
- 1909年 ぺテルブルグの美術学校で学ぶ。
- 1910年 パリに出て多くの前衛芸術家と知り合い、キュビズムなどの新しいスタイルを知る。
- 1914年 ベルリンで初個展
- 1917年 ロシア革命後に故郷に滞在するが、画家のマーレヴィッチとの不仲で23年にパリに戻る。
- 1941年 第二次世界大戦の勃発を受けアメリカに亡命。アメリカ滞在中に妻が死去。
- 1947年 パリに戻り南フランスに定住。フランス国籍を取得
- 1960年 エラスムス賞受賞
- 1964年 パリのオペラ座の天井画完成
- 1973年 ニースにマルク・シャガール美術館開館
- 1985年 死去
■作家紹介
ユダヤの伝統への敬愛をモチーフに詩的に構成された幻想的で鮮烈な色彩で多くの人を魅了した20世紀を代表する芸術家の一人。絵画だけでなく壁画、天井画、モザイク画、ステンドグラス、バレエ舞台装置、タピスリーなども手がけ、多彩な分野で才能を発揮した。また、愛や結婚をテーマにした作品が多いことから「愛の画家」とも言われる。
Jean Jansem
ジャン・ジャンセン(1920~2013)
■作家略歴
- 1920年 アルメニア生まれ
- 1931年 パリに渡り、パリ装飾美術学校に学ぶ
- 1942年 アンデパンダン展に出品
- 1951年 ボビュリッツ賞受賞
- 1954年 政府より奨学金を受ける
- 1958年 グラン賞、メキシコ美術館賞を受賞。青年絵画展の会長に推される。
サロン・ドートンヌの会員になり、パリ画壇での地位を確立。 - 1967年 パリ、モーリス・ガルニエ画廊で個展開催
■作家紹介
1960年以降パリ、アメリカ、日本で個展を積極的に開催し国際的に活躍。
細い曲線で現代の苦悩、不安を表現し、また静物画や風景画では繊細な情緒ある作風で多くのファンを持つ。作品はパリ市美術館や諸外国の美術館に収蔵されている。
Pablo Picasso
パブロ・ピカソ(1881~1973)
■作家略歴
- 1881年 スペイン マラガに生まれる。父は美術教師
- 1892年 ガリシア地方のラ・コルニャーの美術学校に入学
- 1895年 バルセロナに移り住み、地元の美術学校に入学
- 1897年 父の指導を受けて描いた絵が国展で佳作、地方展で金賞受賞。
マドリードのサンフェルナルド王立アカデミーに入学 - 1900年 パリに渡る。
- 1901年 パリで初の個展。「青の時代」が始まる。
- 1904年 パリに定住
- 1905年 「バラの時代」に入り旅芸人やサーカスを描くようになる。
- 1907年 「アヴィニョンの女たち」制作
- 1908年 ブラックとともにキュビズムを創設
- 1910~20年 バレエの装置や衣装を手がけ、20年代後半は彫刻に専念する。
- 1930年 「ピカソ夫人像」がカーネギー賞受賞
- 1936年 プラド美術館館長に就任
- 1937年 「ゲルニカ」制作
- 1939年 ニューヨーク近代美術館で個展
- 1945年 ロンドン、ベルギーで個展
- 1952年 リヨン、ローマ、ミラノ、サンパウロで個展
- 1964年 日本、カナダで回顧展
- 1965年 パリ、グランパレ、プチティパレで回顧展
- 1968年 版画に専念、半年で347点を製作する
- 1970年 フランスのアヴィニョン法王庁で140点の新作油絵展
バルセロナにピカソ美術館開館 - 1973年 南フランスのムージャンで死去
■作家紹介
生涯で幾度も作風が変わり、膨大な数の絵画、版画、デッサン、彫刻、陶芸を残した20世紀最大の芸術家。多作な芸術家としてギネスに登録されている。また、キュビズムの創設者として遠近法によらず、異なる方向の視点から物体のかたちを一つの画面に描く独自の表現方法を確立した。
Bernard Buffet
ベルナール・ビュッフェ(1928~1999)
■作家略歴
- 1928年 7月10日、パリに生まれる
- 1943年 エコールデボザール(国立美術学校)に入学、ユージェーヌ・ナルボンヌ教室で学ぶ。
- 1947年 アンデパンダン展とサロン・ドートンヌに出品。
- 1948年 批評家賞(クリティック賞)を受賞。以後、世界各地で個展が開催される。
- 1950年 プロヴァンスに滞在し、小説家ジャン・ジオノや詩人ジャン・コクトーと親交を深める。
- 1955年 『コネッサンス・デ・ザール(芸術の知識)』誌が企画した「戦後の画家10傑」の1位に選出。
- 1958年 アナベル(シュウォーブ・ド・リュール)と結婚。
- 1959年 神奈川県立近代美術館で、日本最初のビュフェ展が開催される。
- 1963年 回顧展「ビュフェ展、その芸術の全貌」が東京の国立近代美術館と国立近代美術館京都分館で開催される。
- 1973年 静岡県長泉町にベルナール・ビュフェ美術館が創設される。
- 1975年 フランス・アカデミー会員となる。
- 1980年 初来日、関西方面を旅行する。
- 1993年 レジオン・ドヌール勲章のオフィシィエの称号を受ける。
- 1999年 10月4日、ボームの自宅にて逝去。
■作家紹介
ベルナール・ビュッフェの作品は、黒い描線と抑制された色彩によって第二次世界大戦後の不安感や虚無感を描出し、世界中の人々の共感を呼びました。作品はパリ国立美術館をはじめ、世界各地の美術館に収蔵されています。
Jean Pierre Cassigneul
ジャン=ピエール・カシニョール (1935~)
■作家略歴
- 1935年 7月13日パリに生まれる。パリのジャンソン・ド・サイ高校を卒業。
- 1952年 パリのルシー・クロッグ画廊にて初の個展を開催。
- 1954年 シャルパンティエ・アカデミー校に入学。
その後、パリ美術学校教授ジャン・スヴェルビィに師事 - 1955年 パリ美術学校入学試験に合格。シャプラン・ミディの教室に学ぶ。
- 1958年 パリ、ボザール画廊で個展。
- 1959年 サロン・ドートンヌ会員に推挙される。
- 1960年 パリのフラモン画廊でグループ展開催。
兵役のためドイツとアルジェリアに1962年まで滞在。 - 1969年 東京、三越百貨店にてリトグラフ展を開催。
- 1971年 初めて日本を訪れ、3ヶ月滞在する。東京、三越ギャラリーで大規模な個展を開催。
- 1973年 パーム・ビーチとニューヨークのウォリー・フィンドレイ画廊にて個展。
ギャルリーためながにて個展。 - 1975年 11月、ニューヨーク、フィンドレイ画廊にて個展。版元ド・フランコニー社の
アンドレ・ド・フランコニー、ジェラール・ド・フランコニー兄弟と知り合う。 - 1978年 ビジョン・ヌーベルにてリトグラフ展が開かれる。三越ギャラリーにて個展を開催。
- 1981年 来日。三越劇場のために油絵の大作を制作。黒柳徹子の肖像を描く。
- 1983年 カシニョールの油彩画を収集した「カシニョール画集」がド・フランコニー社から出版される。
- 1984年 名古屋松坂屋にて、リトグラフ集「南回り」出版記念開催。油彩画、素描など
原画があわせて展示される。東京、ギャルリーためながで開かれた油彩画展の
ために来日。スイス、バーゼル国際美術展に出品。 - 1989年 3月、東京のプランタン銀座にて個展。4月、ニューヨークのアート・エキスポに出品。
版画のカタログレゾネが出版される。 - 1992年 3月、東京のプランタン銀座での個展のために来日。
9月、プランタン銀座にてドローイング展を開催。 - 1993年 講談社より画集「カシニョール・魅せられた夢」刊行。
■作家紹介
ジャン・ピエール・カシニョールは現代フランス画壇を代表する作家として知られています。作品の特徴である帽子をかぶった女性像や背景を彩る花々は、甘美さとノスタルジックな雰囲気を持ち合わせ、国内外の人々を魅了し続けています。